内容説明
モチベーションは自分でコントロールできる!やる気を増減させる要素「才能・特技」「ビジョン・目標」「内的/外的モチベーション」「人間関係」「環境設定」のそれぞれについて解説し、いかにしてモチベーションを高めるかに言及。スポーツ選手のエピソードも多数収録、また自己診断チェックも盛り込んだ“セルフトレーニングブック”。
目次
序章(はじめに;やる気のメカニズム ほか)
第1章 才能・特技(自分のスキルを再確認する;裁量権を広げる ほか)
第2章 ビジョン・目標(ビジョンと目標は違う;全員がビジョンを共有する ほか)
第3章 内的・外的モチベーション(ハーズバーグの二要因説;達成感がやる気を高める ほか)
第4章 人間関係(チームのために;エゴグラム ほか)
第5章 環境設定(仕事に優先順位をつける;起床後五時間に「重要な仕事」を ほか)
著者等紹介
児玉光雄[コダマミツオ]
鹿屋体育大学助教授。専門は臨床スポーツ心理学、体育方法学。日本体育学会会員。日本スポーツ心理学会会員。右脳活性プログラムのトレーナーとしてこれまで多くの受験雑誌に右脳開発トレーニングを提供。自ら名付けた「右脳IQ」という概念を日本に広めるために尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAKAPO
26
著者の児玉光雄さんが1947年生まれと、私と比べても一回り近い大先輩であること、初版が2006年と古い本であることから、理論も古いのではないかと心配でしたが杞憂でした。特に興味深かったのは、内的モチベーション(最も強烈なパワーを持つのが「達成感」)と、外的モチベーション(最もマイナスに働きかけるのは自分の意思では変更できない「経営方針」規範や規律、ルールなど)という話でした。イチロー選手は、自分でコントロールできないことに興味を示さないことで、内的モチベーションを非常に高く保つことができているのでしょう。2018/09/24
チャー
15
臨床スポーツ心理学を専門とする著者が、モチベーションが起こる仕組みやその保ち方について解説した本。脳内のメカニズム、うまく使うための考え方や行動例などが紹介されており大変興味深い。脳の状態を良好に保ちドーパミン等を回復させるためにも適度な休息は必要。自分のモチベーションを下げる要因を書き出して把握し、その対策を考えてくという視点はなるほどと感じた。維持するためには具体的な目標をイメージし、適度に見直すことも大切。達成感がやる気を高める、自身はベストを尽くすことから生まれるなど意識できるとよさそう。2024/04/04
youxian♬*゜
5
さらっと読み(こんな読み方ができたのか?!)。読了登録の為に作者で検索をかけるとイチローに関する著書が多かった。チェックシートもあって自分でも行いながら読み進めると意外や意外!私は人のセイでモチベーションが下がってると思ってたけど自分のセイだった!そもそもモチベーションは人に頼るものではないという薄々気付いてた事実を人様の言葉で知ることができた。自分が精いっぱいしているとが自信となる。2018/09/17
rueshё
4
読了2016/06/06
村井渚沙
2
野球選手を例にあげ、会社でのモチベーションをあげるためにどうすればいいかを述べていた。自分の性格を知り、どのようなひとと関わりをもてば伸びていくかを追求していた。2013/12/20