内容説明
なぜ我々は常に敗走を重ね、デスマーチに加わらなければならないのか。なぜ我々は達成感や満足感と無縁なのか。そして、どうしたら幸せになれるのか。日本におけるシステム開発プロジェクトの病巣に鋭い筆致で切り込み、現場からの解を導くはじめての書。ＣＩＯやプロジェクトマネージャ、情報システム担当者、ＳＥ必読の一冊。
目次
初めに
呪われた運命からの脱却
プロジェクトの登場人物
ＩＴガバナンス
コミュニケーション
標準化
要件定義
プロジェクトマネジメント
プロジェクト計画
スケジューリングと進捗管理
リスク管理
品質管理
変更管理
火消し
著者等紹介
吉田智彦［ヨシダトモヒコ］
１９６９年東京生まれ。有限会社システムデザイン研究所コンサルタント（現職）。１９９７年合資会社システムデザイン研究所設立。１９９９年レーザーファイブ株式会社取締役ＣＴＯ就任（兼務）。２０００年ネットエージェント株式会社代表取締役就任（兼務）。２００２年有限会社システムデザイン研究所設立。専門分野は業務アプリケーション開発におけるソフトウェアエンジニアリングとプロジェクトマネジメント（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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おおにし
9
最近、ちょっとしたワークフローを外注する仕事に携わったのですが、システム開発はまったくド素人なので勉強のために読んでみました。７章 要件定義にでてくる「利用者自身何をしたいのかわかっていない」というユーザ側課題の１つはまさに私たちのことを言ってますね。発注する前にこの本を読んでおけば、今よりふさわしいベンダが選べたかもしれないと思うと少し残念です。仕事も何とか終息しそうで、今後この類の本を読むことはないでしょう。2015/03/08
silk-silk
1
未だに状況は変わっていない。けど、ちょっとずつ進んでるのも感じる。
