内容説明
日本人のDNAが愛してやまない落日の太陽が、日本経済を照らしている。そんな日本が、これからどうしていけば日本人らしい豊かな生活を送っていけるのかについて考えていきたい。キーワードは、和魂洋才。欧米のスタンダードから決別して、自らのステージを築き上げる。過去に戻るのではなく、進化したステージへと進む。その先にある、ゴールイメージを提示したい。少子高齢化について考え、郵政解散の顛末と今後の展開を見据え、東アジア経済共同体について夢を語り、北東アジアの置かれている現状を憂い、ついでに世界が進んでいる方向についてものぞいてしまう。皆さんが、多分知らない食料問題についても種明かしをしよう。幅広いテーマではあるが、そのすべてがつながっている。
目次
第1章 いま、そこにある日本の危機
第2章 東アジア経済共同体という橋頭堡
第3章 無資源国ニッポンの現実を直視せよ
第4章 東アジアに君臨する2つの大国の時代
第5章 ナショナリズムと民主主義の狭間に揺れて
第6章 日本らしい豊かな生活を目指して
著者等紹介
赤城稔[アカギミノル]
(株)エフ代表取締役。1957年、東京都出身。81年、早稲田大学政経学部経済学科卒業後、ダイヤモンド社入社。雑誌・書籍・企業発行媒体の編集などに携わる。89年、同社退社。95年、(株)エフに取締役として入社し、後に現職。各種の企業発行媒体の編集執筆のほか、書籍や市販誌の編集・取材執筆活動、また企業の自社ケーススタディ製作などを通じて研修業務にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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