内容説明
会社を辞め100万円を握りしめてたった一人で世界一周の旅に飛び出した26歳の青年。「世界」の現実を目の当たりにした彼が出会った笑顔、苦悩、そして失恋…。銀塩カメラで撮り歩いた写真と、6冊のノートに残された“コトバ”で綴る。“若造”からの卒業旅行記。
著者等紹介
吉村健二[ヨシムラケンジ]
1976年2月2日生まれ。大阪府出身。同志社大学時代は、体育会ボードセイリング部に所属し、国体や国際大会にも出場する。大学卒業後、不動産開発の会社に就職するが、入社4年目にして転職を決意。転職までに1年間の猶予期間を作り100万円と銀塩カメラを握りしめ、世界一周を目指して旅にでかける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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RYOyan
3
世界を見ろ!って、グローバルスタンダードばかりもてはやされるけど、それは先進国の都合に過ぎなくて、本当はそんな先進国の常識が通じないような価値観を知ることが大切なんだって思う。そのことを詩のような文章と写真が諭してくれるようです。2013/12/25
Ken Komatsu
2
自分の目で世界を見て回ってこの方は何か得るもの変わったものがあったのだろうか? 世界一周に出る前にもし戻ってきたら結婚を申し込んでいた女性から旅中に支えてくれる人は現れました・・・ 何とも言えない感じがしました。 ただ自分自身も世界を回ってみたい想いがありますので、共感できる部分が多々ありました。2013/11/10
Maumim
0
旅に出たくなる。アジア、中東、アフリカ、ヨーロッパ。本書に出てくる国の中でいったことがあるのは、イラン、パキスタン、ケニア、タンザニア。パキスタン!どこもすきだけど、やっぱり再訪したいなあ、と強く思う。ハイダー爺の写真もあった!2012/03/22
fleur
0
旅に出ると考える、いろいろな事。幸せって何だろう?物質的に豊かでなくても、人の表情は豊かだったり。狭い範囲で生きるだけではもったいない、もっと世界に出ていかなくては、と思わされる本でした。ちなみに、著者は今何をしているのだろう?2010/08/10
sattin
0
世界の人々の写真と半ば詩のような文章がよく合っていると思う。世界の一端を垣間見られた気がした。今紛争に巻き込まれている土地もあり、写真に写っている子は元気かなと思うと胸がいたい。作者の考えがあまり押し付けがましくなく、フェアで、読み勧めていくと涙が出てきた2010/05/30
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- 和書
- ヤッさん