内容説明
「女の子」を生きていくのは楽じゃない。でも、あたしたちは１５歳なりに完璧だった。ほかの生徒に悪口を言われたって、厳しいシスターから居残りを命じられたって、学校でいちばんイケていて男の子たちにモテるのは事実なんだから。でも、そのころのあたしたちにはわからなかった。高校生活は永遠に続かないってことが…お嬢様女子学園を舞台に、ワルでおしゃれな三人組が駆けぬける、ポップでせつない青春小説。
著者等紹介
カラン，コリーン［カラン，コリーン］［Ｃｕｒｒａｎ，Ｃｏｌｌｅｅｎ］
ウィスコンシン州、ミルウォーキー育ち。数多くの雑誌に短篇を寄稿。『１５歳―あたしたち、最高の女の子』で長編デビュー。ヴァージニア州、リッチモンド在住
近藤麻里子［コンドウマリコ］
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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みぃ
7
人の色々な考え、悩み、苦痛、快感、が感じられる、作品でした。2013/05/05
ひよこ豆
0
80年代アメリカの青春小説です。明るいとは言えない、奔放で向こう見ずな日々。主人公の三人は不良な女の子で、いつも危ないことをして毎日を過ごしている。必死に自分の存在価値を見いだそうとする彼女たちに、言いようのない切なさを感じた。個人的な意見、三人とも魅力的だな。こういう子、日本にいたらいいのに。2015/11/27
