出版社内容情報
クレオの母が台所に血だまりを残して失踪した。捜索を始めると母の本当の職業や父との因縁、過去の秘密が次々と明らかになり……
【目次】
内容説明
ニューヨーク大学に通うクレオが実家に帰ると、血塗れの靴を残して母のキャットが失踪していた。キャットは優秀な弁護士であり、夫のエイダンと幸せな結婚生活を送っている…とクレオは思い込んでいた。だが実際は、キャットは企業フィクサーで、夫とは離婚寸前。その上、過去に人を殺していたというのだ。一方、キャットを探すクレオにも、母には言えない秘密があった。二人の嘘と秘密が重なった先に、衝撃の結末が!
著者等紹介
マクリート,キンバリー[マクリート,キンバリー] [McCreight,Kimberly]
アメリカの作家。ペンシルベニア大学ロースクールを卒業したのち、弁護士として働く。デビュー作のReconstructing Ameliaが《ニューヨーク・タイムズ》ベストセラーとなり、エドガー賞、アンソニー賞、アレックス賞にノミネートされる
北野寿美枝[キタノスミエ]
神戸市外国語大学英米学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ナミのママ
76
弁護士の母、キャットとニューヨーク大学に通う娘のクレオ。2人はうまくいっていなかった。母からの呼び出しでしぶしぶと実家に戻ったクレオは、大量の血痕と姿を消した母に驚く。優秀で幸せだと思っていた母には、人に言えない過去があり、夫婦関係も破綻していた。一方、クレオにも母に言えない付き合いがあった。交互の視点で進んでいくストーリー。結末にはびっくりだが、もう少しシンプルでもよかったかも。2025/10/21
さみ
0
これこんなにエピソード盛り込む必要あったか!?終盤の展開は驚いたものの、キャットが対処してた案件とかクライアントの件とか「別にこの人物省いてもよかったんじゃ」感。マッチングアプリのくだりいらなくないか…!?とまあ、いろいろ気になる点は多々ありつつも、クールなエピグラフに引け目ない結末なので良し。チャプターが細かいので、飽きずに読めたのも良し。2025/10/27
jam
0
あまり盛り上がりのないまま終盤を迎え、途中で怪しいなと思った人が犯人だった。でも終わり方は気に入った。p386「性的嗜好」は「性的志向」じゃないのかなと思うけど、わざとなのかな。2025/10/23




