内容説明
冬の森の冒険から早2ヶ月、すっかりクリスマス気分の街で、ベアトリスと仲間たちはあいかわらずの大騒動をまきおこす。ようやくやってきた魔法使い審議会の理事たち。次の冒険は土の支配する南の領域。おそろしい狼男のひそむ霧を通りぬけ、怪物マンティコアに見はられたイニス姫を救うのだ。ベアトリスたちが魔法アドバイザーのペリグリンにつれて行かれたのは、ともしび村という魔法使いの村だった。ともしび村にお母さんのおばさんがいる?お母さんは魔法界に住んでいたの?どうして私に隠していたの?お母さん、わたし絶対に帰ってくるから!はたしてベアトリスたちは無事に人間界にもどれるのか。
著者等紹介
フォレスター,サンドラ[フォレスター,サンドラ][Forrester,Sandra]
1949年4月8日、アラバマ州に生まれる。ヴァージニア大学、ノースカロライナ大学等で学ぶ
篠原レイコ[シノハラレイコ]
東京都出身。青山学院大学英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe@読み聞かせメーター
6
小3の娘。ひとりよみ。2019/08/13
Mr.M
1
役に立たない魔法使い達の物語、再び。ただ、今回はそんなに役に立たないという感じはしませんでした。というより、主人公が普通に万能‥‥ 自分の家族にまつわる話がされたり、人間関係に進展があったりと、シリーズとして動き始めた感じです。相変わらず人物が多いですが、今回は前回ほど無駄が多くはないです。(それでも十分多いですが)。プライベートパートは相変わらず愉快ですね。冒険パートは、少し拍子抜け? 敵しっかりしてー!? と叫びたくなるようなラストでした。2011/10/26
Theodore
1
冒険パートは性急過ぎて物足りないが、主人公の母親にまつわる秘密の部分はそれなりに面白かった。個人的にはありきたりな展開+結末のわかる冒険・戦闘シーンよりも、こういう謎めいた部分に焦点が当てられている話の方が好きだ。 2010/12/17
そら@真面目にダイエット中
1
一巻よりは、謎やら冒険やらの要素が強かった気がします。でも、やっぱり、肝心の敵との戦いの結末がちょっと簡単過ぎるような気がしました。今までどんなに優秀な魔法使いでも通り抜けられなかった、方向感覚を奪う霧に覆われた狼男のすみかを、以外とあっさり通り抜けちゃったりで、なんというか迫力にかける部分が多い気がします。2007/01/12
慧の本箱
0
時間つぶしはまだまだ続く2008/02/21
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