内容説明
人間界に住むやせっぽちで赤毛の女の子、ベアトリス・ベイリー。ちょっとした天気をあやつる魔法しか使えない未熟な魔法使いだけど、お父さんやお母さん、それに猫のトンガラシと楽しく暮らしている。そんなベアトリスも今日で12歳。仲のいい友達や家族と一緒に誕生日を祝っていたところ、とつぜんやってきた魔法使い審議会の理事長から、とんでもない試練を言い渡されてしまった。かつて魔法界で繁栄していたベイリウィック王国を邪悪な魔法で封じ込めたダリー・ランプの呪文を打ち消し、とらわれている善き魔術師ブロムウィッチと4人の姫を解放しろというのだ。ブロムウィッチはベアトリスの祖先で、ベイリー家に伝わる魔法の歴史書によれば、彼らを助けることができるのはベアトリスただ一人。そしてベアトリスと仲間3人+1匹の冒険が始まった。
著者等紹介
フォレスター,サンドラ[フォレスター,サンドラ][Forrester,Sandra]
1949年4月8日、アラバマ州に生まれる。ヴァージニア大学、ノースカロライナ大学等で学ぶ。恵まれない犬や猫を救うために、さまざまな活動も続けている
篠原レイコ[シノハラレイコ]
東京都出身。青山学院大学英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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absinthe@読み聞かせメーター
6
小3の娘。ひとりよみ。面白かった。2019/08/06
Mr.M
0
いわゆる魔法使い物ですが、特徴的なのは「魔法が全く役に立たない」ということ。自分たちでさえろくに役にたたないと思うほど。 主人公は天気を変える程度。仲間は体を縮めるだけ。なのに相手はドラゴンや、王国を奪う程強い魔法使い。そんなんだから、主人公達は本気で知恵と勇気に頼らざるをえません。そこが面白いところです。 的の親玉が紛れているので妙に人物を増やす割には、謎解きのような要素はないです。推理して分かる話じゃありません。冒険ものとしては、そこまで楽しめないかな? それなりに人を選びます。2011/10/22
そら@真面目にダイエット中
0
魔法ファンタジーが好きなので、読み始めて暫くは続きがどうなるのか気になってぐいぐい読んでいたのですが、途中から「ちょっと、これは・・・」と思うような展開で、がっかりでした。危険な冬の森というわりには、ネズミの穴を通って簡単に通り抜けてしまうし、姫が何処か探さなくともすぐ見つかるし、危険な旅のわりに、宿から二日歩いただけで敵にも会わず目的地に着いてしまうしで、なんとなく拍子抜けという感じでした。2007/01/02
慧の本箱
0
ちょっと時間つぶしかも・・・2008/02/21
Sept
0
子供たちの冒険が楽しかった。小学生3、4年生くらいからか。2022/05/20
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- 和書
- 農地六法 〈令和2年版〉