出版社内容情報
本書は、既存の電話ネットワークからデータネットワーク上でパケット化音声を運ぶ次世代への掛け橋となる解説書。現行の音声交換の技術をわかりやすく紹介しながら、データネットワークに統合する方法を学ぶための包括的な情報を提供する。
内容説明
本書は、概念的なリファレンスと実践的なハウツーの両方の要素を兼ね備えることにより、既存の電話ネットワークから、データネットワーク上でパケット音声を運ぶ次世代への掛け橋となる。とくに基盤を支えるテクノロジについては、特定の製品に特化することなく解説し、音声/データ統合について包括的に理解することができる。実際の現場で多くの経験を積んだ著者がノウハウを公開しており、さまざまなネットワークのシナリオに適した設計と実装の手法を学ぶことができる。
目次
1 従来の音声ネットワーク(音声通信の現状;エンタープライズテレフォニーシグナリング ほか)
2 パケット音声/データネットワーク(パケットテレフォニーのQoS基準;音声/データ統合サービスのWANプロトコル ほか)
3 音声/データの統合:方法、計画、設計(ネットワークの計画と設計の初期段階;ディレイバジェットと損失計画 ほか)
4 実装とCiscoルータの設定(ネットワーク規模でのQoS機能の有効化;ルータとPBXの接続の確立 ほか)
著者等紹介
キージー,スコット[キージー,スコット][Keagy,Scott]
音声/データネットワーク関連のコンサルティングに特化した業務を行うSK Networks,Inc.の共同設立者。CCIE#3985。Cisco Systemsにおける1997年および1998年の担当業務として、南米および中米の営業オフィスのために、運用ネットワークにおけるVoFRとVoIPの間の接続性を最初に実装した経歴を持つ。1998年以降は、Pacific BellおよびSBCにおける担当業務として、顧客のVoFR/VoATM/VoIPソリューションの設計と実装に従事。IEEE Communicationsのメンバーでもあり、ネットワーキングおよびコンピュータ業界での経歴は9年を数える
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Et Cetera