内容説明
コンピュータセキュリティ技術においては、冷静に客観的にITのメリットとデメリットの両面を見ながら、そのプラス面とマイナス面との均衡を保ちつつ取り組んでいく姿勢が必要である。本書は情報セキュリティ国際標準化への最新の動向を紹介し、IT経営の可能性とその課題について詳細に検証しつつ、より実際的な情報セキュリティマネジメントへの取り組み方を示した。
目次
ネットワーク社会に忍び寄る影
第1部 情報セキュリティのグローバルスタンダード(IT経営とセキュリティ;情報セキュリティの国際標準化への潮流;情報セキュリティにおけるISO規格とJIS規格;評価・認定制度)
第2部 リスク分析とセキュリティポリシーの策定(セキュリティ対策の実践;セキュリティポリシー;ポリシーを礎に―ITリスクマネジメントへの拡張)
著者等紹介
楠正宏[クスノキマサヒロ]
日本総合研究所セキュリティー事業推進部マネージャ。コンピュータ雑誌を中心に寄稿多数。東北大・工・卒。情報処理技術者(PM)
川西宏昌[カワニシヒロアキ]
日本総合研究所セキュリティ事業推進部セキュリティーポリシーコンサルティングに従事。東京大・工・修了。情報処理技術者(PE)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
1
間違った対策に、軽視・責任転嫁・技術偏重・一過性対策・過剰厳重・大盤振る舞い・ケチがあげられている。EOC、POS、EC、CALS、SCM、CRM、EPRの必須IT用語書かれている。損失は直接・間接・対応事後説明があり、リスクは損失予想額と損失発生の確率の積である。GIMITSはITセキュリティマネジメントをIT管理者に向けて指針することを示すらしい。海外では、c:cureやCC認定/CEMがある。予防・防止・検知・回復のどこでも経営ができる。目標と目的の明確化はどこでもいつでも重要である。2015/09/09
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