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出版社内容情報
巨大システム時代の死角と対策!!
大反響の「アンチパターン」第2弾
「アンチパターン」とは,ソフトウェアプロジェクトの失敗の原因となる,再現性のあるパターンのことです。前著『アンチパターン:ソフトウェア危篤患者の救出』はアンチパターンの原典として、またユーモア溢れる失敗談のエピソード集として、多くの読者の絶賛を博しました。
本書は、最近とみに注目を集めている「ソフトウェア構成管理(SCM)」のアンチパターンについて解説したものです。ソフトウェア構成管理は、ソフトウェア開発が巨大プロジェクト化している現在、その適正な遂行が必須とされています。このSCMが正しく行われないために,多くのプロジェクトが失敗へと至ります。
どのような構成管理が望ましいのか、またどのような構成管理を行うとアンチパターンにはまってしまうのかについて、前著同様、ユーモアに富んだ口調で明快に解説しています。
ソフトウェアプロジェクトに関わるすべての読者に最適の一冊です。
内容説明
SCMは複雑難解ではない。SCMは、人間の常識で理解できる知恵と技法の集まりである。SCMを計画し実施することによって、プロジェクトを大きな失敗の可能性から護ることができる。本書は、ソフトウェアコンフィギュレーションマネージメント(SCM)に関する、この基本的な真実を明らかにしたものである。さまざまなパターンとアンチパターンがそれぞれ、ソフトウェア開発のどの分野に属するかを、読者が素早く識別し、さまざまな具体的な問題状況の中で資料として役立てられるように分類し、表にまとめた。
目次
第1部 パターンとアンチパターン入門(パターンの基本性質;失われた規律:システムエンジニアリングの視点;諸悪の根源)
第2部 ソフトウェアエンジニアリングのアンチパターンとパターン(SCMのパターンとアンチパターン;管理と工程のパターンとアンチパターン;要件と試験のパターンとアンチパターン)
第3部 まとめと参考資料(アンチパターンとパターンの概要;パターンとアンチパターンの対照表;参考文献(補遺))