内容説明
私たちが生活している社会は市民社会であるといわれています。市民社会とはどのような社会なのでしょうか?市民社会においては私たちの日常生活はどのように営まれることが予定されているのでしょうか?市民社会においては国家(政府)はどのような役割を果たすべきなのでしょうか。ところで私たちの社会はほんとうに市民社会といえる社会なのでしょうか。こんなことを法の立場から考えてみたのが本書です。市民のための法律入門としても使えるように実務面にも配慮しました。従来とは異なった一風変わった法律入門書になりました。
目次
第1章 市民社会と法(市民社会とは;市民社会の仕組み ほか)
第2章 市民社会における経済生活と法(経済生活と民法;契約の基礎知識 ほか)
第3章 市民社会における家族生活と法(私的生活と家族;家族関係と法 ほか)
第4章 市民社会における国家の役割(「わが国における国家の在り方」を考える;自由 ほか)
著者等紹介
山口由紀子[ヤマグチユキコ]
国民生活センター
石岡克俊[イシオカカツトシ]
慶応義塾大学産業研究所
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