内容説明
池田小事件や寝屋川市の「不審者」学校乱入事件をはじめ、さまざまな危険と不安が学校現場で深刻な状況にある。子どもや教職員が安心して活動できる学校環境を整えるためには、国、自治体、学校の協働による総合的な学校安全対策が求められる。学校安全法や条例の制定など、政策実現へむけての具体的な指針となる緊急提言。
目次
1 提言・学校安全法(学校安全を問う基本的な視点;なぜ、いま、学校安全法なのか ほか)
2 地域・自治体でつくる「学校安全条例」(なぜ、学校安全条例なのか;あるべき学校安全条例を模索する)
3 裁判例から見た安全指針づくり―学校現場で取り組む学校安全指針(Safety Standard)(学校災害;裁判における事件・事故類型の推移 ほか)
資料編(学校安全法要綱案;学校安全・防犯対策の基本資料)