内容説明
「今、何を為すべきか」カントを軸に、福沢諭吉の真意を探る。前著『カントが語り得たもの』に続く人間的共存を凝視しつづける好著。
目次
1 物理学と形而上学
2 先験的主体と物自体―『純粋理性批判』の解釈
3 カントが語り得たもの
4 カントとハイデガー―有と時の交錯
5 文明の「始造」者から
6 福沢諭吉と丸山真男
7 存在の認識と形而上学
著者等紹介
余語ルリ[ヨゴルリ]
1949年千葉県生まれ。千葉県成田市在住。著書に「文明の始造者から―カントとハイデガー」
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