内容説明
宇宙は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。宇宙旅行や宇宙ベンチャーまで射程に収める。
目次
特別寄稿 宇宙政策の最近の進展と宇宙法
第１部 宇宙法規範の発展（宇宙活動に関する国際的な規範とルールの形成に関する一考察―アルテミス合意の含意；宇宙法規範の在り方に関する試論―一次規則と二次規則の視点から；宇宙条約第９条の「妥当な考慮」（ｄｕｅ ｒｅｇａｒｄ）の分析 ほか）
第２部 宇宙の安全保障（宙対地兵器の構想と宇宙利用の安定性；ＧＮＳＳのジャミングと欺瞞の規制と国家責任の法構造―測位機能保証のための法的・技術的・軍事的視点から；民間事業者の宇宙活動と武力紛争法の適用についての一側面―“ｒｅｖｅｒｓｅ ｄｉｓｔｉｎｃｔｉｏｎ”を中心に）
第３部 新しい宇宙活動と課題（宇宙ベンチャーにおけるリスクマネジメントと法務の役割；国際宇宙ステーションからの衛星放出事業における法的課題；宇宙旅行時代に対応できるモデル緊急着陸場協定の提案 ほか）
著者等紹介
青木節子［アオキセツコ］
慶應義塾大学大学院法務研究科教授・慶應義塾大学宇宙法研究センター副所長
中谷和弘［ナカタニカズヒロ］
東海大学法学部教授・東京大学名誉教授
菊地耕一［キクチコウイチ］
宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）調査国際部国際課長・慶應義塾大学宇宙法研究センター研究員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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