内容説明
“補論”を加え、議論の概要と論点を鮮明にした消費者契約法(実体法部分)改正への羅針盤。
目次
「消費者契約法に関する調査チーム」論点整理の報告(報告書の概要;約款規制 ほか)
補論(消費者契約法(実体法部分)の見直しに関する諸課題
契約締結過程・誤認類型に関わる比較法的動向―EU法における情報提供義務と合意の瑕疵に関する法制度設計の動向
困惑類型等(非情報型不当勧誘行為)に関する規律 ほか)
参考(消費者契約法における締結過程の規制に関する現状と立法課題―不実告知・不利益事実の不告知・断定的判断の提供・情報提供義務を中心として;消費者契約法の運用状況と今後のあるべき方向性について―困惑類型およびその周辺に位置する問題を中心として)
著者等紹介
河上正二[カワカミショウジ]
1953年2月愛媛県生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科教授。内閣府消費者委員会委員長(2011年9月~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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