内容説明
DVは「支配」である。DVの本質とは何か。DV防止法制定以後、改正に至るまでの法実践を振り返り、法改正の意義と課題について考察。警察の介入のあり方に関するの論考を含んだ充実の書。
目次
第1章 DV被害の現状(配偶者からの暴力の被害経験;DV相談の現状)
第2章 DVの本質(DVの本質―「力」/「支配」;キテイにおける「依存」・「依存労働(ケア)」・「支配」
水谷英夫における「依存」「支配」「ケア」「自己決定」
フレーザーにおける「従属」―「生産」「再生産」の割当て
フェミニズム法理論と「支配」
DVと児童虐待―「被害者」が「加害者」「加担者」へ)
第3章 DV防止法の制定とその後の展開(DV防止法の制定(2001年制定)
2004年改正(第1次改正)抜本的改正―DV防止法の骨格の形成
2007年改正(第2次改正)
2013年改正
2019年改正)
第4章 2023年DV防止法改正(改正が必要となった理由;改正の概要;改正の意義;今後の課題)
第5章 DVに対する警察の介入―「警察の基本的使命」(問題の所在;DV防止法、ストーカー規制法の成立と警察の「介入」;警察の「介入」をめぐる論争―戒能・小田中論争;生活安全警察;生活安全相談;DV防止法、ストーカー規制法の制定と生活安全警察の拡大―その評価;国家組織としての警察の在り方の変容―警察権の限界論;ストーカー規制法の制定とその後の展開;今後の課題;家族に対する公権力の介入―憲法24条をめぐって)
著者等紹介
小島妙子[コジマタエコ]
1977年東北大学法学部卒業。1981年弁護士登録(仙台弁護士会)。ジェンダー法学会理事、日本弁護士連合会両性の平等に関する委員会委員、日本弁護士連合会家事法制委員会委員、公益財団法人せんだい男女共同参画財団評議員、NPO法人ハーティ仙台顧問弁護士、内閣府「配偶者暴力防止法見直し検討ワーキング・グループ」元構成員、元法制審議会刑事法(性犯罪関係)部会委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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