内容説明
「若者の政治離れ」はなぜか?非日常化と非政治化、主権者教育の理念・目的と学校現場での矛盾と乖離。民主主義を体験できる学校教育へ。
目次
青少年の政治意識―際立つ日本の青少年のネガティブな政治意識
第1部 青少年の自治体政治・行政への参加(日本国憲法と地方自治;子どもの権利条約と青少年の政治・行政参加;自治体における青少年の政治・行政参加)
第2部 現行学校法制と主権者教育の目的との矛盾・乖離(公法上の学校特別権力関係論と生徒の法的地位;主権者教育と教員の「教育上の自由」 ほか)
第3部 ドイツの学校法制からの示唆―「自律への教育」法制・「民主主義への教育」法制(青少年の政治参加の法的構造;青少年の参加権保障法制 ほか)
著者等紹介
結城忠[ユウキマコト]
1944(昭和19)年、広島市に生まれる。広島大学政経学部卒。国立教育研究所室長、ドイツ国際教育研究所客員研究員、上越教育大学教職大学院教授、白鴎大学教授を経て、国立教育政策研究所名誉所員。教育学博士。第14期日本教育行政学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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