内容説明
「社会権」論/日本国憲法の解釈論/「立法過程」研究/フランス憲法研究。「社会権」研究を通じて得られたフランス的「自由」を土台に、日本国憲法の全体を対象とした解釈論を構築。全28章収載。中村睦男憲法学の全体像に迫る。
目次
人権観念の歴史的展開
私人相互関係と人権
人権規定の第三者効力―書評:芦部信喜著『現代人権論』(有斐閣・1964年)
法の下の平等と「合理的差別」
表現の自由と事前規制の合憲性
教科書執筆と教育の自由・表現の自由
国立大学の法人化と大学の自治
社会権の法理
生存と憲法
福祉国家のゆくえ
社会権再考
フランス憲法における社会権の保障
環境権の国内的および国際的保障
労働権
労働基本権〔ほか〕
著者等紹介
中村睦男[ナカムラムツオ]
北海道大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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