内容説明
国際平和・途上国支援・経済社会開発、「包摂」と「排他」から「内なる国際化」を求めて、在留外国人・労働者や留学生、移民、国内社会の統合や社会問題解決の道のり。
目次
序 多文化共生と国際協力の出会い(JICA基調講演)
1 NGO・市民社会・災害支援のこれから―阪神・淡路大震災から二五年 四半世紀の歩みと「いま」(CODE「二〇一九年度CODE寺子屋鼎仲録」から)
2 ボランティアとNGO
3 国際協力の意義
4 外国人労働者と移民
5 「住民として生きる」多文化共生の生活基盤の整備―永住外国人の公務就任権・昇任権
結 「最後の一人まで」唱えた思い―救援の哲学、阪神・淡路後に浸透
付1 二一世紀における国際法の役割(中国社会科学院講演)
付2 地球環境保全・生物多様性確保への道―自然と人間
著者等紹介
芹田健太郎[セリタケンタロウ]
神戸大学名誉教授。1941年旧満州国生まれ、1963年京都大学法学部卒業、1966年同大学院法学研究科博士課程中退。神戸商船大学助手、神戸大学法学部教授・大学院国際協力研究科長。定年後、愛知学院大学大学院法務研究科長、京都ノートルダム女子大学長を歴任。2017年瑞宝中綬章。ほかに、現在、(公財)兵庫県国際交流協会評議委員長、(NPO法人)CODE海外災害援助市民センター名誉代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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