内容説明
「科学」としての経済学を追究し、哲学的思索から「生存権理論」へ到達する「純理研究者」福田徳三の史的分析視点を明らかにする。
目次
1 キリスト教経済学説研究
2 一七世紀オランダ経済学説一斑 殊に商国主義の学説
3 イギリスの学問としての経済学 殊に商国主義の始終
4 マルサス及びリカード研究
5 マルサス人口論出版当時の反対論者、特に生存権論者
6 英仏両国大小農制に関するアーサー・ヤングの研究
7 学説史雑考(『続経済学研究』第三篇)
著者等紹介
井上琢智[イノウエタクトシ]
元関西学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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