出版社内容情報
日本経済学史を学ぶための古典を読みやすく活字化(翻刻)。第3巻は、一般向けに書かれた経済書。日本の経済学の黎明期、「社会厚生のために一身を捧げた一大学者にして一大運動家」であった福田徳三の先駆的業績を新編集により蘇らせた現代版。全巻に通底する「厚生の理論・歴史・政策」は、経済学のまさに学問的源流となった。各巻編集者による【解題】付。
第3巻は20世紀初頭、政治・経済・社会の現実的視点から時代を論じ国民の日常生活に関わる経済学を説いた入門書を読みやすく活字化。今と重なる時代状況と考察が、現代への貴重な財産として蘇る著作集、第3巻(第5回配本)。(解説/江夏由樹)
福田徳三研究会[フクダトクゾウケンキュウカイ]
江夏 由樹[エナツ ヨシキ]
大月 康弘[オオツキ ヤスヒロ]
内容説明
20世紀初頭に、一般読者を対象に、政治・経済・社会の現実的視点から時代を論じ、国民の日常生活に関わる経済学を分かりやすく説いた入門書。
目次
第1巻 総論(序論;国民経済の組織;経済行為の根本概念)
第2巻 生産論(企業・土地及び人口)