出版社内容情報
博文館の帝國百科全書シリーズ。時代により場所により法理は存在するとして、人格の議論から法理学をスタートさせる。1899年刊。博文館の帝國百科全書シリーズの「法理学」。本書は、従来の法理学の多くは外国書の翻訳に過ぎず我が国の法理に適さないものがあり、時代により場所により法理は存在するとして(本書序より)、「人格」の議論から法理学をスタートさせる。1899(明治32)年刊。著者丸山長渡(1872生)は東京帝大法科卒、のち弁護士。
丸山 長渡[マルヤマ ナガト]
著・文・その他
目次
第1編 總論(法理學ノ定義;法理ノ性質;法ト法理トノ區別)
第2編 人格論(總論;人格;權利)
第3編 法律論(法律ノ起源;法律ノ觀念及意義;法律ト宗教道徳及經濟トノ關係 ほか)
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