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内容説明
債権法改正はこのままでいいのか。紆余曲折した改正経緯と内容の適否を総合的に検討。資料をもとに、民法(債権関係)改正を検証。
目次
迫りつつある債権法改正―その総合的検討
第1部 債権法改正法案の国会上程へ(幻の書簡;はじめに―要綱仮案から債権法改正法案の国会提出へ;債権法改正法案の性格)
第2部 照射された債権法改正の諸問題(規制改革会議にて;立法モラルからみた債権法改正;「我は法の上に在り」―適法性の観点からみた債権法改正;自由市場(「合意による契約」)を破壊する債権法改正)
第3部 債権法改正法案の総合的検討(債権法改正法案がもたらす法曹実務と社会の混乱;債権法改正法案・民法総則編の検討;物権編・不改正の正当性;債権法改正法案・債権編の検討;『債権法改正の基本方針』から『債権法改正法案』へ―変遷の経緯と、現在の課題;債権法改正法案の最終評価)
第4部 他の民法改正案との比較対照表(国民有志案・現行民法・要綱・改正法案)
著者等紹介
加藤雅信[カトウマサノブ]
昭和21年生まれる。東京大学法学部卒。法学博士。現在、名古屋学院大学教授、名古屋大学名誉教授、弁護士。この間、東京大学法学部助手、名古屋大学助教授・教授、ハーバード大学、ロンドン大学客員研究員、コロンビア大学、ワシントン大学、ハワイ大学、北京大学客員教授、上智大学教授等を歴任。国連アジア・太平洋地域経済社会委員会(ESCAP)環境問題エクスパート。国際ファイナンスリースに関するユニドロワ条約、国際ファクタリングに関するユニドロワ条約採択のための外交会議・日本国政府代表代理、上記二条約起草委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。