内容説明
労働法の面白さを示し、解釈論・立法論においては重要な示唆を与える。ドイツ労働法生成以来、約120年間に及ぶ無数の判決のうち、重要な50判例を選び、歴史的背景とその後の判例・立法の展開と、現在および将来にわたってもたらした先例的価値を論じた貴重な書。
目次
序章
ライヒ時代
ワイマール共和国
連邦共和国
個別的労働法
共同決定
争議行為
エピローグ―法の継続形成(判例法理)の限界
ミヒャエル・キットナー教授インタビュー
著者等紹介
キットナー,ミヒャエル[キットナー,ミヒャエル] [Kittner,Michael]
1941年生まれ。1965年第一次国家(司法)試験合格、1965年~1969年ドイツ労働組合総同盟バイエルン州支部職員、1968年法学博士号取得(ミュンヘン大学)、1970年~1972年ドイツ労働組合総同盟本部職員、1972年~1996年金属産業労組(IGメタル)インハウスロイヤー(Justizer)、1976年~2000年カッセル大学教授
橋本陽子[ハシモトヨウコ]
1994年東京大学法学部卒業、1997年東京大学法学政治学研究科修士課程修了、1997年~2000年東京大学法学部助手、2000年~2006年学習院大学法学部助教授、2006年~学習院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。