内容説明
憲法学の新地平を拓く。憲法変動に対峙する理論の再構築。
目次
企画趣旨:国民主権下の象徴天皇制
天皇の「公務」と退位をめぐる諸問題―天皇退位のための皇室典範特例法を機に
天皇退位特例法の憲法問題
象徴天皇制をめぐる課題
憲法と「皇室経済」―佐藤功の所説を手がかりとして
皇室典範1条と女性差別撤廃条約
「君が代」訴訟の現段階―東京高裁平成27年5月28日判決を素材として
文化問題としての天皇制
インタビュー 憲法史からみた象徴天皇制
特集資料
座談会 憲法変動と憲法研究―『憲法研究』創刊に寄せて
書評:駒村圭吾・待鳥聡史編『「憲法改正」の比較政治学』(弘文堂)
著者等紹介
辻村みよ子[ツジムラミヨコ]
明治大学法科大学院教授、東北大学名誉教授。一橋大学大学院法学研究科博士課程(単位修得)。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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