内容説明
高齢者の自己決定を支える制度。介護保険制度・成年後見制度における契約と家族をめぐる法的問題を調査に基づき明らかにする。
目次
序章 高齢者と契約
第1章 介護契約の法的性質と契約当事者
第2章 消費者の目で見る介護契約
第3章 意思能力に対する「法」の見方
第4章 家族・親族間の争いと成年後見制度
第5章 高齢者の自己決定のための「かかわり」
終章 契約者としての高齢者
著者等紹介
三輪まどか[ミワマドカ]
熊本県で生まれ、主に宮崎県で育つ。1997年千葉大学法経学部法学科卒業。その後、不動産系流通会社勤務などを経て、2002年熊本大学大学院法学研究科法律学専攻修士課程修了(修士(法学))。2007年横浜国立大学大学院国際社会科学研究科国際経済法学専攻博士課程修了、博士(国際経済法学)。2008年大分大学福祉科学研究センター講師。2009年宮崎産業経営大学法学部専任講師。現在、南山大学総合政策学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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