内容説明
現代行政法の基礎知識を理解できるように、行政法の法概念や法理論について、伝統的理論と現代的問題を含め、できるだけ分かり易く解説した。本書によって行政法に興味をもってもらえれば、その面白さが実感できよう。行政法の統制密度に関する第一人者による論点解説。公務員試験ほか行政法を必要とする官庁・地方自治体職員研修に役立つ。
目次
憲法は、行政法について、どのような要請をしているか。
公法・私法の区別は不要になったか。
行政裁量とは何か。
行政裁量は、どのような法的コントロールを受けるか。
公権とは何か。それはどのような機能を果たすか。
いわゆる特別権力関係の理論はどのように評価されるべきか。
行政主体、職、行政機関および行政(官)庁は、どのような関係にあるか。
国家行政と地方行政との関係はどうなっているか。
公務員は違法と思う上司の命令にも服従しなければならないか。
著者等紹介
宮田三郎[ミヤタサブロウ]
1930年秋田県に生まれる。1953年東北大学法学部卒業。現在、白鴎大学法科大学院教授、千葉大学名誉教授
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感想・レビュー
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