内容説明
米国の無形資産会計、特に米国の「企業結合」と「暖簾とその他の無形資産」の会計規準に焦点をあてて考察を行う。公正価値の測定を検討、その測定上の問題、減損測定の仕組みへの影響を分析する。会計に携わる人に必読の書。
目次
第1章 問題の所在と無形資産の重要性
第2章 米国の無形資産の認識規準―研究開発を中心にして
第3章 米国における暖簾とその他の無形資産の会計基準―SFAS141とSFAS142について
第4章 米国の移転価格税制における無形資産価値の算定方法
第5章 米国の企業結合における会計と税制の関係―企業結合手法選定に対する無形資産の影響
第6章 現代会計における写像論の破綻―SFAS141、SFAS142によせて
第7章 米国における暖簾の減損の利益への影響
第8章 米国現代会計の問題点と要約
著者等紹介
秋山直[アキヤマタダシ]
1963年3月慶応義塾大学経済学部卒業。1963年4月帝人株式会社入社(同社で1999年まで勤務)。1998年3月関東学院大学大学院法学研究科博士前期課程修了。2004年3月明治大学大学院商学研究科博士後期課程修了・博士(商学)。企業結合(法制・会計・税制)に関する論文執筆中、税務会計事務所勤務
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