出版社内容情報
「考える葦」の言葉であまりにも有名なパスカルの「パンセ」は、1000あまりからの断章として残されたものであるが、西村教授の努力によって最初から終わりまで論理的につながりのある試みものとしてここに完成した。本書はその第１巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
邪馬台国
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後半から、キリスト教の話に一転してびっくり。理詰めで信仰の大切さを説いているが、キリスト教に馴染みのない文化圏だからか、身構えてしまう。それまでの話のくだりは今も通じる内容で本当に目から鱗、古典を読む意義について考えさせられた。なんとなく知っているだけの考える葦の文をじっくり読めたのは満足。二巻はどうしようかなぁ……2013/05/04
