感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
8
「吉備津宮の釜殿の「鳴釜の神事」はいつのころから起こったのであろうか。この釜殿の占は今日でも現に行われており、民間信仰として全国的に有名である。しかも、すでに江戸時代、霊験は天下に喧伝され、釜鳴への信仰は今日よりもはるかに盛んであった…たとえば…林道春はその著書の『本朝神社考』の中でこれを紹介し、江戸中期には上田秋成が『雨月物語』の中に「吉備津の釜」という一篇の怪奇小説を書いている。これも明らかにこの鳴釜の神秘を素材としているものである。いまの釜殿の建物は棟札の写によると慶長十七年再建されたものである」2018/09/26
イツシノコヲリ
2
吉備津神社について通史的にまとめた一般書。鳴釜神事や吉備団子、社家など幅広いテーマについてまとめてある。 2022/10/21
たていす
1
一度も見学したことの無い国宝。近くを車で通ることがあっても、実際に足を止めることはありませんでした。読んだからには行きたいです。2014/01/28