内容説明
日本ではじめて自治体にオンブズマン制度がしかれてからあしかけ十年になる。オンブズマンには一般オンブズマンと特殊オンブズマンがあり、本書では、もっぱら自治体の現実にそくして、それがどうつくられ、どう運営され、また制度化に当ってはどういう問題があるかなどという具体的問題について、実践者や実践にくわしい人間が執筆している。
目次
第1部 オンブズマン制度の役割と展望(オンブズマン制度を自治体行政に導入して;川崎市オンブズマンの六年間を回顧して;オンブズマン制度―その理念と運用 ほか)
第2部 各自治体での活動と課題(基礎的知方公共団体におけるオンブズマン制度のあり方と課題;沖縄県行政オンブズマンの活動状況;宮崎県県政オンブズマンの活動状況 ほか)