内容説明
セクハラは社会問題としてのみならず法的な保護の対象となったが、なお大学や職場での被害はあとをたたない。本書は明治学院大学におけるシンポジウムを基礎として、各種資料・判例・文献などを収録し、真の男女平等など社会への一助となることを願って編まれている。
目次
第1部 セクハラに対する取り組みと課題(セクシュアル・ハラスメントを通して考える女性の人権(渋谷秀樹)
キャンパスにおける性差別(上野千鶴子)
職場にみられるセクシュアル・ハラスメント(角田由紀子)
大学におけるセクシュアル・ハラスメント(萩原玉味)
コメント/討論(加藤秀一))
第2部 参考資料及び文献リスト(雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等女子労働者の福祉の増進に関する法律;文部省通達;大学、短期大学、高等専門学校におけるセクシュアル・ハラスメント防止のための取り組みついて;各種官公庁資料;セクシュアル・ハラスメント裁判例一覧表 ほか)