内容説明
明治憲法発布後、各国議会の実際と運営を調べるとともに明治憲法の評価などについて欧米の多くの政治家・学者などから聞きとり調査を行った欧米議院調査団を組織した金子堅太郎の調査報告書。
目次
欧米議院制度取調巡回記第一巻(議院制度調査団結成;出帆、アメリカへ;イギリス・リバプール~ロンドンへ;フランス・パリ~ドイツ・ベルリン、ゲッティンゲン;ロシア・セントペテルスブルク ほか)
欧米議院制度取調巡回記第二巻(イギリス・ロンドンの交際社会;イギリス・オックスフォードの学者達;イギリス・碩学スペンサー;イギリス・ロンドン大学教授ハリスン;イギリス・オックスフォード大学教授アンソン ほか)
著者等紹介
金子堅太郎[カネコケンタロウ]
1853年福岡生まれ。伊藤博文のもとで、井上毅・伊藤巳代治らと明治憲法の起草に参画。のち農相・法相・枢密顧問官。藩学修猷館卒業で、修猷館復興に尽力した。1942年死去
大淵和憲[オオブチカズノリ]
1973年福岡生まれ。1992年福岡県立修猷館高等学校卒業。1997年京都大学総合人間学部人間学科卒業。現在、広島市在住
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