出版社内容情報
現代環境法の基礎概念「環境リスク」について、アメリカ環境法の対応とは? 法制度、行政実務、学説の動向から明らかにする。現代環境法の基礎概念「環境リスク」について、アメリカ環境法がどのように対応してきたのか、法制度、行政実務、学説の動向から明らかにする。「リスク」概念を早くから法制度に取り入れた「リスク評価制度」の先進国アメリカに注目し、公正な環境リスク、リスク法の全体像、関連文献の基本的立場、法令・判例等、学習に必要な基礎的知識を提供。環境政策へのリスク論からの警鐘でもある。
畠山 武道[ハタケヤマ タケミチ]
北海道大学名誉教授
内容説明
法制度、行政実務、学説の動向など、最新アメリカ環境法リスク論の基礎知識。リスク法の全体像、関連文献の基本的立場、法令・判例等。
目次
第1章 リスク社会の到来
第2章 科学物質とリスク
第3章 有害物質規制の発達
第4章 リスク・ベースの規制
第5章 リスク評価制度の確立
第6章 リスク評価の実践と課題
第7章 リスク評価をめぐる議論
終章 まとめ
著者等紹介
畠山武道[ハタケヤマタケミチ]
1967(昭和42)年北海道大学法学部卒業、1972(昭和47)年北海道大学大学院法学研究科博士課程修了(法学博士)。北海道大学法学部助手を経て、立教大学法学部専任講師、同助教授、同教授、北海道大学法学部教授、上智大学大学院地球環境学研究科教授、早稲田大学大学院法務研究科教授を歴任。北海道大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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