内容説明
1979年12月のソ連によるアフガニスタン侵攻はなぜ発生したのか、ソ連はどのような判断で未知の地アフガニスタンに足を踏み入れたのかについて、豊富な資料をもとにこの問題を追及する。
目次
第1章 戦争の始まり、戦争研究の始まり―問題意識と資料
第2章 前史―カブールとモスクワとの距離
第3章 外交時代―1979年3月から7月まで
第4章 将軍たちの日々―1979年8月から9月まで
第5章 見えない戦争―1979年10月から11月まで
第6章 トンネルの入口―1979年12月から1980年2月まで
第7章 結論
著者等紹介
李雄賢[リウンヒョン]
昭和37年4月生まれ。昭和61年3月高麗大学政治外交学科講師。昭和63年3月高麗大学平和研究所研究員。平成元年8月高麗大学大学院政治外交学科博士課程修了。平成3年4月(旧ソ連)レニングラード大学哲学部修学。平成9年7月東京大学大学院総合文化研究科(国際関係論専攻)博士課程修了。現在、高麗大学大学院研究助教授(Brain Korea‐21東アジア教育研究団)
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