内容説明
激動の世界における人権規範の実相・実施を分析。有機的・統合的な人権秩序形成への学問的到達点。
目次
1 国連機関・国連システム(国連人権理事会の特別手続―生きられた経験を照らす至宝;普遍的定期審査による国連人権条約制度への干渉?―国際人権法における法と政治の接合;国連人権高等弁務官の任務と役割 ほか)
2 人権条約機関(国連人権条約機関の作業方法の調和―機関長会合・機関間会合の成果に照らして;国際司法裁判所における人権訴訟の展開と「相互融合」の功罪;国連人権条約における個人通報手続の一般化 ほか)
3 地域的機関(欧州人権条約体制の成果と課題―国内実施強化に向けた欧州人権条約システムの改編;欧州社会憲章における集団申立制度の現代的発展;米州人権保障制度における人権侵害の処罰規範の発展と「条約適合性統制」 ほか)
著者等紹介
申惠〓[シンヘボン]
青山学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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