内容説明
神戸大学法政策研究会の研究成果をまとめたシリーズ第7集。平成15年11月15日に行われたシンポジウム「情報公開制度の運営と今後の課題―情報公開法施行2年半を経過して―」において行われた基調講演を中心に研究成果を収録。情報公開法制の現在までの運用をまとめ、その問題点を分析している。
目次
基調講演 情報公開制度の運営と今後の課題
情報公開法施行の実績と課題
情報公開制度の実情と課題
情報公開法制における若干の課題
会員の部(老人福祉法上の利益処分における訴えの利益の再構成;民間開放された建築行政の実効性確保の方法―低い完了検査率・確認検査員の不足から、住宅建築行政改革への提言;カナダ・ノバスコシア州廃棄物戦略の日本への適用可能性―ゼロ・ウェイスト政策に必要な立法措置と財政措置 ほか)
著者等紹介
根岸哲[ネギシアキラ]
神戸大学大学院法学研究科教授(経済法)
井上典之[イノウエノリユキ]
神戸大学大学院法学研究科教授(憲法)
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