内容説明
外国人労働者研究を少子高齢化社会研究の一部と考え、国際比較や実態調査を用いて総合的に分析。日本での「ヒト」の受け入れの流れを明らかにする先駆的研究書。
目次
第1部 日本における外国人受け入れ政策と法―国際比較を前提に(日本における外国人労働者の共生と統合;人の移動―難民・移民・外国人労働者;外国人労働者導入の問題点;外国人労働者問題の新局面―難民問題 ほか)
第2部 国際比較(「東」からの波に翻弄される統合―「大ヨーロッパ」実現の難しさ;国際的な「ヒト」の移動と21世紀;外国における不法就労外国人問題;西ドイツの労働者「外国人労働者受け入れ」と二国間協定 ほか)
第3部 外国人労働者の実態(外国人労働者の就労実態―首都圏と大阪の実態)
著者等紹介
手塚和彰[テズカカズアキ]
1966年東京大学法学部卒。1966年東京大学社会科学研究所助手。1970千葉大学人文学部助教授。1981年千葉大学法経学部助教授。1984年千葉大学法経学部教授。1995年ケルン大学法学部客員教授(1996年まで)。1996年マックス・プランク国際比較社会法研究所客員研究員。1999年千葉大学法経学部長(2001年4月まで)。現在、千葉大学大学院専門法務研究科教授
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