内容説明
巨大化・国際化して「経営者支配」のもとで経営される現代企業は、どう統治され、モニタリングされるべきか。資本主義が高度に発達した現代におけるコーポレートガバナンス(企業統治)について検討し、その理論的根拠を明確化。日米欧における議論と問題点を整理、相互比較し、効率性の見地から立法提言に始まり具体的経営機構改革にいたる実践的コーポレートガバナンス論を提言。
目次
第1編 コーポレートガバナンスの理論的基礎(「経営者支配」論の系譜;株式会社理論の検討;近時のアメリカ学説の検討;現代のコーポレートガバナンスへの提言)
第2編 効率的コーポレートガバナンスの研究(日本型メインバンクの機能の検討;アメリカにおける近時の情勢;コーポレートガバナンスと効率性;コーポレートガバナンス各論)
著者等紹介
河端真一[カワバタシンイチ]
1951年京都府京都市に生まれる。2004年一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。2004年一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授(現任)。法学博士。株式会社学究社代表執行役社長。元社団法人経済同友会幹事
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