宝島ｓｕｇｏｉ文庫 コワーい土地の話

三住 友郎【著】

宝島社（2008/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 274p／高さ 16cm
• 商品コード 9784796666213
• NDC分類 673.9
• Cコード C0177

内容説明

土地の売買には魔物がひそんでいるという。その魔物の正体は、法律だったり慣習だったり周囲の人間の思惑だったり。プロが実例とともに明かす魔物封じの「基本ワザ」と「裏ワザ」。これは悪徳営業マンの言いなりにならないために、知っておくべき最低限の知恵だろう。土地売買の渦中にある人も、いつか土地を入手したいと思っている人も、必読の２１項目。

目次

第１章　土地探し最初のハードル（土地探し―「理想の土地」を追い求めすぎると「いい土地」には出会えません！；契約書面―水道管が引かれてない！でも「聞いてない」は通らない！？；悪条件の克服―袋地２７坪の土地で快適に暮らすマジック！　ほか）
第２章　マイホームの夢を阻む「法の制限」（道路の種類―老朽アパートが建て替え不可！なんでココだけが…！？；接道義務違反―外見上は一本道なのに中身が異なる“位置指定道路”の怪；都市計画道路―格安でも「建築制限付き」！「都市計画道路」って知ってます？　ほか）
第３章　土地が家作りに与える重大な影響（擁壁と軟弱地盤―知らずに買った格安物件、８００万円もの擁壁工事に愕然！；容積率―「容積率の問題で、３階建ては無理」を克服する裏ワザ、教えます！；建ぺい率―３０坪の土地に「庭＋和室付の４ＬＤＫ」？現実は、そんなに甘くないぞ！　ほか）

著者等紹介

三住友郎［ミスミトモロウ］
建築関連の業者をいくつも渡り歩いた末に、土地・不動産の販売業に転職。これまで２０００件以上の土地・不動産売買の実績がある。闇業者とも付き合いがあり、競売物件や瑕疵物件などのウラ情報にも精通。不動産に関する「抜け道」のエキスパートでもある。「売り手」「買い手」双方の思惑を先取りしながら、「誰も損しない」営業がモットー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[月讀命]

土地を購入する事は、不動産屋でもない限り一生に一度有るか無いかの出来事です。1番目が不動産、2番目が生命保険、3番目が自家用車。一生のうち買い求めるモノのうち高価なモノBEST1に位置付けられるこの商品を購入する為には、建築基準法や宅建業法等の専門知識を習得した上で、慎重に事を運ばなければ失敗する。大損する。騙されてしまっては後の祭りです。謄本を見るのは初めてではお話になりませんね。これから宅建主任者試験に挑戦しないのならば、この本を読んで勉強すべし。・・でも、世帯主にとって一番高い買い物は、配偶者かも？

2012/05/10

[かっけー]

一生に、多分一度の買い物のための理論武装に。…205ページの次は落丁？(第１版)

2013/01/03

[バーベナ]

法律は変わっていくので、実際に売買となったら一から勉強せねば。と、そんな予定もないのに背筋が伸びた。３ヶ所も大きな誤植があったのもコワいっす。

2018/09/04