内容説明
神戸大学法政策研究会の研究成果をまとめたシリーズ第六集。第六集では、平成14年12月14日に開催されたシンポジウム「コンプライアンス・プログラム―企業の法令遵守体制構築のために」の講義が納められ、いくつかの大企業における法令違反が発覚するというタイムリーさにもめぐまれて、本書の内容の1つの大きな柱となっている。
目次
シンポジウム コンプライアンス―企業の法令遵守体制の構築のために(基調講演―コンプライアンス・プログラム;公益通報支援センターの活動と公益通報者保護制度の在り方;コンプライアンス・プログラムに関する二、三の疑問)
会員の論文(日本における総代理店契約当事者間の信認義務;不法占有による抵当権侵害と競売との関係について;不動産登記の信頼性向上についての基本的考え方;ホームレス自立支援法成立の意義とその運用課題 ほか)
著者等紹介
根岸哲[ネギシアキラ]
神戸大学大学院法学研究科教授(経済法)
井上典之[イノウエノリユキ]
神戸大学大学院法学研究科教授(憲法)
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