出版社内容情報
個人の能力の総和と組織の能力は、
なぜ一致しないのか?
どれだけ多くの優秀な個を集め鍛えたとしても、必ずしも強い組織となるとは限りません。
一方で、一般的にはさほど優秀な個を集めたわけではなくても、組織としては強くなり、高い業績をあげる企業も数多くあります。そうなると疑問がわいてきます。「人」すなわち「個」と、「組織」の関係です。
個人の能力の総和と組織の能力は必ずしも一致しません。
ではどうすればいいのでしょうか。
組織には組織の行動原理があり、それを構成するヒトにも固有の思考原理があります。
本書では、生きている存在としての組織やヒトの原理を探索していきます。
目次
第1部 組織を有機体として考える
第1章 なぜ組織を語ると空回りしてしまうのか
第2章 組織内でなぜ、個の能力は発揮されないのか
第3章 いかに関係性が価値を生み出すか
第4章 進化する組織が生き残る
第2部 組織が能力を発揮するサイクル
第5章 感知
第6章 意味づけ
第7章 展開
第8章 組織記憶
第9章 戦略的意図
第10章 日本企業の本性
著者略歴
著・文・その他:福澤 英弘
福澤 英弘(フクザワ ヒデヒロ)
株式会社アダット代表取締役
上智大学経済学部卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。富士銀行、コーポレイト ディレクションを経て、グロービスの設立に参加。創業時より企業向け人材・組織開発部門の責任者を務めた後、2007年に株式会社アダットを設立。主に大手企業に対して、戦略意図に沿った組織能力を開発することを支援。主な著書に『人材開発マネジメントブック』(日本経済新聞出版社)、『図解で学ぶビジネス理論 戦略編』(日本能率協会マネジメントセンター)、『定量分析実践講座』(ファーストプレス)などがある。
内容説明
あなたの会社は、賢い人を集めた愚かな組織?凡人ばかりでも優れた組織?組織能力を開発する5ステップ。
目次
第1部 組織を有機体として考える(なぜ組織を語ると空回りしてしまうのか;組織内でなぜ、個の能力は発揮されないのか;いかに関係性が価値を生み出すか;進化する組織が生き残る)
第2部 組織が能力を発揮するサイクル(感知;意味づけ;展開;組織記憶;戦略的意図;日本企業の本性)
著者等紹介
福澤英弘[フクザワヒデヒロ]
上智大学経済学部卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。富士銀行、コーポレイトディレクションを経て、グロービスの設立に参加。2007年に株式会社アダットを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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