内容説明
1997年制定の臓器移植法は、その制定当時から多くの問題点が指摘され、見直しが予定されていた。本書は、臓器移植法の見直しにかかる共同研究の成果を収めたもので、第1部は、臓器移植の法的事項に関する共同研究、第2部は、韓国・ドイツ・フランスの比較法研究、第3部は、学会等における論争に関する論考を収めている。
目次
第1部 厚生科学研究報告書(脳死;提供意思表示;小児臓器移植;脳死判定・あっせん業務)
第2部 比較法(韓国;ドイツ;フランス;ドイツ臓器移植法に関する講演)
第3部 論争(刑法学会での報告;生命の保護と脳児;生命倫理と臓器移植)
著者等紹介
町野朔[マチノサク]
上智大学法学研究科教授
長井円[ナガイマドカ]
横浜国立大学国際社会科学研究科教授
山本輝之[ヤマモトテルユキ]
名古屋大学大学院法学研究科教授
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