内容説明
神戸大学大学院の法学研究科に設置された法政策専攻は、さまざまな社会問題に対応する方策の立案・決定・実施・評価に関連する法学・政治学について、専門的・応用的な知識とそれらの実施手法の研究教育を行うことを目的としている。本書は、その社会人主体の学生による「法政策研究会」の研究論集である。
目次
法律論文の書き方
独占禁止法違反行為に対する私人の差止請求権の立法化
法政策学としての「企業法務」体系化のこころみ―「企業法務」講義ノート・サマリー
ミティゲーション法制度の提案
卸売市場における取引規制撤廃の提案
産業政策における租税優遇措置―実証的研究を中心として
民法における行政庁の法解釈―「包括根抵当」・「遺言の解釈」に関する論争の検討
リース取引の法的性質について―最二判平成七年四月一四日の検討
わが国における経営判断の原則についての理解のありかた
アメリカ自動車誠実法における「誠実」概念
日米特許訴訟における守秘特権―弁理士と依頼人との間のコミュニケーションへの適用
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- 遠き雨 - 鈴木啓子句集