内容説明
本書は、企業再編の手段として需要の多い営業譲渡に関する法律的諸問題を理論的側面と実際上の解決の両面から論じる理論実務書です。
目次
営業譲渡・譲受
営業譲渡と総会決議
会社の重要財産の譲渡と総会決議
会社営業の重要な一部譲渡―その具体的判断基準
取締役会決議を要する重要財産の処分
競業禁止契約と総会決議
理髪業の譲渡と競業避止義務
違法な営業譲渡契約と無効の主張
商号続用のある営業譲受人の責任―債権者保護の視点から
ゴルフクラブの名称続用と営業譲受人の責任
現物出資と営業譲受人の責任
企業倒産と営業譲受人の責任
営業譲渡と従業員の地位
会社分割法制の創設
著者等紹介
山下真弘[ヤマシタマサヒロ]
1947年大阪生まれ。1971年関西大学法学部卒業。1976年関西大学大学院法学研究科博士課程単位取得。1987年島根大学法文学部教授を経て、現在、立命館大学法学部教授
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