内容説明
本書は、「人間・科学技術・環境」をテーマとする、日本のドイツ憲法判例研究会とドイツの公法学者グループとの共同研究プロジェクトの第一回シンポジウムの報告集である。「科学技術の発展と人間の尊厳」、「科学技術の発展と環境」という二つの基本テーマについての日・独両国の理論的・実践的取組み方が、幾つかの問題分野に分れて、報告されている。
目次
第１部 基調報告（法と科学技術；日本とドイツの比較憲法 ほか）
第２部 科学技術の発展と人間の尊厳（人間の尊厳と日本国憲法；人間の尊厳の原理（基本法第一条一項）と生命倫理 ほか）
第３部 科学技術の発展と環境（環境保全と日本国憲法；環境立憲国家について ほか）
第４部 総括報告（人間の尊厳と個人の尊重；比較憲法における説明モデル―「むすび」に代えて）
感想・レビュー
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