内容説明
本書は、コーポレート・ガバナンスの諸論の先駆的形態である「企業の社会的責任」論に関する著者の40年余にわたる論稿をまとめた本格的な学術論文集である。
目次
第1部 総論(株式会社業観―企業の社会的責任との関連において;株式会社法におけるゴーイング・コンサーンの理論;会社法の改正と企業の社会的責任)
第2章 各論(企業の政治社会活動と企業の社会的責任;額面株式と無額面株式の転換;株主の地位の多元化と株主権の社会的機能―従業員としての株主を中心に;株主権の社会的機能―若干の判例を契機として ほか)