内容説明
ダークサイドとアンチモニターとの戦争により、神々とヒーローたちとを分かつ境界線が消え去った。その結果、スーパーマンは力の神、バットマンは知識の神、フラッシュは死の神、シャザムは六神の神、グリーンランタンは光の神、そしてレックス・ルーサーはアポコリプスの神となり、人間以上の存在へと変貌を遂げたのだった。しかし、依然として危機的な状況は続いている。すべての災厄を防ぐために、ジャスティス・リーグは、宿敵クライム・シンジケートと手を組むことに…。二つの世界の二つの最強チームは、魔の反生命方程式から生命そのものを守り抜き、ニューゴッズの脅威を除くことができるのか。
著者等紹介
ジョーンズ,ジェフ[ジョーンズ,ジェフ] [Johns,Geoff]
数多くの賞を受賞する当代随一のコミックライター。コミック以外の分野でも活躍しており、アダルト・スイムの『ロボットチキン』では、共同脚本家とともにエミー賞にノミネートされた。現在はDCエンターテインメントのチーフ・クリエイティブ・オフィサー。カリフォルニア州ロサンゼルス在住
ファボック,ジェイソン[ファボック,ジェイソン] [Fabok,Jason]
カナダ人のアーティストで、現在もカナダのオンタリオ州の南部に住んでいる
高木亮[タカギアキラ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
20
ダークサイドが倒されたせいか、リーグの面々に神に等しき力が与えられる。聞こえは良いが、性格が変わってしまったもの、力に溺れてしまったもの等それぞれである。しかし、アンチモニター等の目的は別にあって‥。別アースから来たクライム・シンジケート達が何に恐れていたのかも判明し、物語は壮大なラストへ。正直、ジャスティス・リーグの邦訳だけでは脳が追いつかないが、壮大でともすれば大味になりそうなシナリオと展開はMARVELにはないもので、DCならではの味だと思う。そして、物語は更にNew52→リバースへ。2023/12/11
ことり
1
ハル・ジョーダンという男の、普段ズケズケものも言うけど変な椅子に座りっきりの仲間をずっと心配してるし、いちはやくその仲間の異変に気づくことができるし、自分の身を省みずなんとかして救うし、事件が一応おわったあとも「心配だから」とその仲間を訪ねるなんてことをするとっても仲間思いな面がとてもおもしろい話。2017/10/29
fap
0
神様の大盤振る舞いやー。 登場人物を減らしてストーリーをわかりやすくしてくださいお願いします。 キャラクターありきの物語なので、かっこいい場面がたくさんあるのだが、 ストーリーがぶつ切りになっている。 かつ未邦訳エピソードやら今後の伏線やらで、話の大筋すら理解できたと胸を張れない状態である。 宇宙規模の親子喧嘩に巻き込まれた話、ということでよろしいか。 永遠のアメコミ中級者としてはここらへんが限界だ。2017/04/22
kurio
0
リバースも読みたいけど、コンバージェンスとかアース2とかスーパーマンが死ぬ話とか翻訳されてないけど読みたいエピソードが多すぎるわ。2017/03/19
tt23836148
0
物語は伏線を残して続くという感じだがメッセージとしてはジェシカを象徴するように人間の弱さよりも強さを信じるという人間(ヒーロー)賛歌だけれども重要なのは神は見下ろすだけで介入もしないがヒーローたちは我々人間と違う力を持っていて失敗もするが、けれども決して諦めない故にヒーロー足りうるというところかな。それをダイアナさんが語っているのが良いかも。というかダイアナさんほぼ主役だった様な敵もアマゾン絡みでなんだかんだリーグの中では正気を保ってて中心にいたしヒーローというものを象徴する立ち位置に今回いた気がするぞ。2021/08/22