内容説明
「デッドプールは誰かの引き立て役なんかじゃない!」。まあ、本人はそう思ってる。でも、果たして本当にそうかな?ヒーローだろうとヴィランだろうと傭兵だろうと、スパイダーマンと共演して目立てるキャラクターは決して多くない。なにしろ彼はアメイジングだからね!さて今回、デッドプールはまるでラブラブな奥さんのようにスパイダーマンにベタベタくっつくことになる。史上かつてない強敵から身を守るためだ。強敵と言っても、サルだけどね。その名はヒット・モンキー。そいつがデッドプールの赤い尻を追いかけ回すのさ!
著者等紹介
ウェイ,ダニエル[ウェイ,ダニエル] [Way,Daniel]
2008年から始まった『デッドプール』の第2シリーズでレギュラーライターを務める
バルベリー,カルロ[バルベリー,カルロ] [Barberi,Carlo]
メキシコ出身のアーティスト
高木亮[タカギアキラ]
翻訳家。1967年生まれ。三重県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サケ太
11
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」として、ヒーローとして在り続けたスパイダーマンとヒーローになって人々にちやほやされたいデッドプールの最後の問答が面白い。そして、殺し屋殺しのヒットモンキー。彼の有り方、スパイダーマンを傷つけたときの表情、そのオリジンも面白い。少し大人しめに感じたが楽しく読めた。2015/10/14
G
7
「子供だましのモンキービジネス まともな奴は1人もいねーぜ♪」と歌ったのはRCだが、まともじゃないデップーが懸命にまともになろうというお話。 表紙に反してデップーの真摯さが伝わってくる。スパイディに必死についてまわり、ヒーローを学ぼうという姿は胸を熱くする。特に最後の会話。ヒーローというフィルターを通して寂しさを埋めたいデップーの思いは、是非成就して欲しい。 ヒットモンキーにも漢を感じた…猿なのに。 カルロ・バルベリーの画が冴え渡る一冊。 しかし猿が出りゃ売れる国って、文化のギャップを感じるなぁ。2015/10/26
すいま
4
デップー、スパイディ、モンキー、メイド服。ハラハラでワクワクでウキウキの一冊です。田舎の悪党が関西弁で翻訳されているのが妙にしっくりはまって面白いです。2016/01/04
からさわ
3
☆☆☆割と軽く読めて面白かった。サルが切ない。メイド服は特に理由もなく着たのか…2016/05/03
kasukade
3
絵が素晴らしい★この絵のために買ったといっても過言ではない。内容はデップーらしさが思ってる以上に薄く、せっかくのスパイディとのチームアップだったのにもったいないかなあ。敵がマフィアの猿っていうの設定というのはすごかったw2015/10/25